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東海大学福岡校長先生のブログ

1学期終業式校長メッセージ ~『TOKAI授業メソッド』~

2020/07/31

おはようございます。昨日ようやく梅雨が明けました。いよいよ本格的な夏が始まります。皆さんもようやく明日より約2週間の夏休みに入ります。

 さて、1学期を振り替えってみると、4月に緊急事態宣言が発令され、入学式・始業式を行い、長い臨時休業に入りました。その後、5月25日(月)より学年別分散登校から始め、6月より通常登校、今日まで10週間の道程でした。日曜日以外一日も祝祭日もなく、月曜日から土曜日まで、臨時休校一日と採点日が一日あっただけで、登校日数55日間、皆さんは、本当によく頑張ったと思います。 授業・学校生活・イベント・部活動に全力で走った10週間でありました。特に2週間前に行った学年ごとのクラスマッチは、本当に盛り上がりました。また、初めて行ったTFDやエール、これからの本校の伝統になりそうです。今日、1学期終業式を無事に迎えられたのは、皆さんの感染予防対策・その意識がよかったからであると思います。いずれにしろ、よく頑張った10週間でした。

  これから夏休みを迎えるにあたっても感染予防対策を十分に行ってください。部活動の合宿・遠征や対外試合も今のところ計画通りに実施していきますが、引き続き予防対策を絶対に怠らないようにして、活動するときは思いっきりやってください。皆さんが、主体的な夏休みになることを願っています。

  一つ、皆さんにご報告とお願いです。松前記念体育館のアリーナのLED化工事を行うことが決まりました。2学期から体育館が明るく、さらに活動しやすくなります。そこで、工事の間、しばらくはアリーナが使用できなくなります。体育館の部活動には大変不自由をかけますが、ご協力よろしくお願いします。

 2学期以降に私が望むこととして、まずは3年生諸君、進路実現に近づいてください。特に、3年生諸君はこのコロナウィルスの影響で、ここまでいろんな思いをしてきたと思います。ですので、なんとしても7か月後に迎える卒業式、その後の自分の進路を、自分の夢に近づく大きな一歩として踏み出してほしいと思っています。この夏に、推薦入試・受験をするなど、いろいろな進路実現へのアプローチを本格的に始めてください。夢にむかって一歩踏み出すと、夢は目標に変わります。ぜひ一歩踏み出して下さい。
 

 また、2学期は校外研修・スポーツフェスティバル・けやき祭などイベントがたくさん計画されています。一つひとつの行事が実施できることを楽しみに願っています。前にもお話しましたが、皆さんの中から感染者が発症して、イベントが中止になったり、部活動の大会を辞退することとなっても、感染者に対しての誹謗・中傷はしないと皆さんは約束してくれました。憎むべきものはコロナウィルスであって、決して感染した人ではありません。もし、仲間のなかで感染者がでてしまった場合でも、その人を詮索したり非難したりするのではなく、まずは感染した人が重症化しないことを、そして大切な命がなくなることのないように願いことが大切なのではないでしょうか。それには、感染リスクを最小限にする努力が大事なことです。感染予防に最大限注意をして、学校生活や部活動との両立を果たしていきましょう。
 

 このあと授業評価アンケートを実施します。そのアンケート実施にあたって、重要なお話をしたいと思います。まずは、【本校授業の前提とゴール(目標)】とあります。前提としては、本校の授業は生徒と教師の協働作業だと考えています。先生だけが難しい話をしているだけでは、いい授業とは言えません。また生徒の皆さんが授業中に勝手な言動をする授業も、もちろんいい授業とは言えません。生徒と教師が、同じ目標、同じルール、同じ方向に進まないといい授業は創れません。この考え方を生徒と教師が共有して、本校授業の目標である授業に対する生徒の満足度が日本一になることをめざしています。


 

【TOKAI授業メソッド】について説明します。メソッドとは、その目標を達成するためのやり方・方法・方式。すなわち、【TOKAI授業メソッド】とは、東海福岡の授業の目標を達成するするためのやり方・方式のことです。

(1)まずは、目標・ゴール・本校の授業で目指すもの 「生徒 授業満足度 日本一 をめざす」

(2)次にコンピテンシー、生徒の皆さんが身につける具体的な力・実際の社会で役に立つ力をコンピテンシーといいます。そして、本校では「七つの学力」として定義しています。

(3)ルール、本校の授業でのルールが「Ⅹの約束」です。

 スポーツにはそれぞれルールがあります。ルールのないスポーツは存在しません。ルールのない闘いは喧嘩・戦争ということになります。また、みんなでサッカーをしているつもりでも、その中の誰かがラグビーをしているつもりで、ボールを手に持ってゴールに走ったとしたら、そのサッカーの試合は成り立ちません。サッカーの試合をするなら、参加する全員がサッカーのルールを理解しないとなりません。本校の授業においても、ルールというものを明確にしておかないと、やはり東海福岡の授業は成り立たなくなります。スポーツでも授業でも、ルールを明確にして、全員が共通理解のもと取り組まなければ、いい試合すなわちいい授業はできません。

(4)やり方・手法

「アクティブラーニング」や「ICT教育」など

 今は、コロナの関係で、グループワークなど制約されていますが、生徒の皆さんの頭の中がアクテイブ、活動的になるようなやり方をとっていきたいと考えます。

 

(5)最後に、検証・結果を知ることが大事になります。それがこのあと生徒の皆さんが行う「授業評価アンケート」です。だから、本当に重要なアンケートです。真剣な心持ちと理知的な意識で行ってください。ちなみに、昨年度の生徒の授業満足度の平均値は72%でした。本校の授業満足度は72%ということとなります。私は本校の授業満足度を平均80%くらいにはしたいと思っています。 

 また、上位10名をグッドティーチャーとして公表し、年間で1位をBT,2.3位をセカンドBTとして表彰しています。
 大事なことは、皆さんの授業アンケートを受けて、授業改善に役立て、本校の授業を生徒の皆さんと一緒に向上させていくという取り組みです。生徒の皆さんの評価や声をしっかりと受け止めて、楽しく・わかりやすい魅力的な授業を創りあげていく、そうして授業を受けた皆さんの満足度も上がっていき、目標である授業満足度日本一をめざす。そういった取り組みです。手前味噌ですが、こういった明確な授業メソッドを打ち立てて、授業評価アンケートに取り組んでいる高校は、日本の中で本校だけだと思っています。その根底には、生徒の皆さんと教員との信頼関係がなければできない取組みであるとも思っています。真剣にかつ理知的に取り組んでください。結果は、2学期の始業式でお話したいと思います。

 それでは、みなさん、短い夏休みですが、元気に、明るく、過ごしてください。皆さんのこの夏の大いなるチャレンジを期待して、私の終業式メッセージとします。

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