
ブログ担当となって感じたこと
成井康平
毎月、私は季節や学校行事に応じて様々な先生方に学校ブログの執筆をお願いしてきました。節目の学校行事について関係する先生に紹介してもらい、その行事に対する思いやご自身のエピソードなどを披露していただき、普段「教員」として接している同僚の先生方の内面や意外な一面を目にすることができました。
私は、これまで「ブログ」というものに良い印象は持っていませんでした。ニュースなどでよく「文字で本当の思いは伝わらない」という文言を目にすることがあります。確かに文字だけでその人の本意は100%読み取れないかもしれません。しかし、本校のようなリレー形式の学校ブログではさまざまな先生のことについて私自身が知ることができ、「ブログ」の有用性に気づくことができました。
学校生活、授業、HR、清掃、部活動…ほとんどの学校活動は教師と生徒とが心を通わせて作り上げていくものです。お互いの理解を深めるためにも、このようなブログは必要ですし、ブログの管理を務めてきた私も、生徒にもっと閲覧してもらうことで、教員に対する理解を深めてもらいたいと考えています。これからもよろしくお願いします。
2019年 センター試験が終わりました 田中明人
センター試験が終わりました。今年は約40名の生徒がセンター試験を受験しました。この数字の中には、すでに推薦入試で合格を手にしている生徒も含まれていますが、その生徒たちも補習にも参加して、共に頑張ってきました。今年の全国の志願者は若干減少して約57万7千人でしたが、センター試験を利用する大学は過去最多でした。当然、本校からの受験者の中にも国公立大学ばかりではなく、私立のセンター利用、センター併用で受験している生徒もおりますし、センターを受験しない生徒も居ます。このセンター試験を皮切りに様々な一般入試も始まりますので、受験生にとっては長丁場の戦いになります。
今年の試験初日は晴天で、気持ちよい始まりでした。2日間とも丸1日に会場におりましたが、すべての受験生に会うことはできませんでした。しかし、会えた生徒は皆一様に緊張感の中にスッキリした表情を浮かべて、元気に会場に入っていきました。
今年の入試は全体的に問題に大きな変化はなかったようです。しかしながら、まだ平均点が分かりませんので何ともいえませんが、リサーチの結果を見て判断しなければなりません。
受験生諸君、お疲れ様でした。リサーチの結果が出るまでの時間が長く感じると思いますが、まだまだ受験は続きます。自分に負けず、最後までみんなで頑張り抜きましょう。私たちも一生懸命に皆さんをサポートして参ります。
「高校入試シーズン到来!!」
いよいよ中学3年生にとって運命の時期がやってきました。
皆さんも3年前・2年前・1年前と通ってきた道・・・「受験」シーズンが始まろうとしています。
皆さんにとって平成最後の冬休みはどうでしたか?女子サッカー部の全国3位や箱根駅伝での東海大学の大活躍などテレビから離れられない冬休みだったのではないでしょうか。
3学期は一年間(年度)の総締めくくりの学期です。気を引き締めて新たな時代へとつながる大事な時期です。良いスタートがきれるようにしましょう。
これからの時期は、本校では中学生3年生を対象とした高校入試が3回あります。
- 1月22日(火) 専願入試、2月 1日(金) 前期一般入試、2月 9日(土) 後期一般入試
- ※2月16日(土)専願合格者登校日と3月16日(土)新入生登校日です。
- 私は、生徒募集対策室という中学生に東海大福岡高校の良さを知ってもらう部署にいます。
- 私にとってもこれからの3か月は、一年間の成果が試される時期になってきます。本校生徒の良さや頑張りを伝えてこられたかな、入学後の学校生活や将来について、ちゃんとビジョンを示せたかなと・・等
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中学3年生は、何を思って本校の受験を希望してきているのでしょうか?
友達が受験するから、部活動で日本一になるため、東海大学に進学したいから、などその理由は様々だと思います。しかし、やはり一番は、「充実した高校生活が送れそう」や「人として成長できそう」が多いようです。
私たち教師は、その生徒や保護者からのニーズに応えられることができているだろうか。常に自問自答しています。スポーツの指導者ではなく、塾の講師ではなく、教育者として。
私たちは、東海大福岡の教員です。約100名いる教職員は「チーム」となって一人ひとりの生徒の成長をサポートしていくのが使命だと思っています。
中学生が受験してくれるかどうかの結局のところは、今いる在校生が、もっと言うと本校を選んで入学してくれた在校生がどのくらい充実した学校生活を送っているか、学校生活に満足度を持っているかに尽きると思います。そのためには、私たち教員も「進化」しなければなりません。社会に敏感になり、生徒の将来について真剣に向き合い、変わるべきことは変化していかなければなりません。
学校は楽しくないといけないと思っています。生徒一人一人が楽しい学校生活を送るために先生たちは全力でサポートします。(楽しいは楽「らく」ではありません)
「NO FUN NO SCHOOL!(楽しくなければ学校じゃない)」
寒くなってきますが、体調管理には気を付けて有意義な3学期を送ってください。そして、近い将来後輩になる中学生を温かく見守ってあげてください。
年の瀬に・・・
教頭補佐 飯塚 浩
「年の瀬」の瀬は、川の流れの中で、浅く急な流れのところをいいます。新しい年を迎える前に今年やり残したこと(昔は「ツケ」を返すこと)を急いで片づける様な慌ただしく押し詰まったイメージからこの様に言われているようです。暦で12月になると「年の瀬に入り・・・」というフレーズが使われるようになります。世の中がザワザワする時期ですが、自分の中では一年を振り返る落ち着いた時間を持ちたいものです。
日本の学校は4月に始まり、3月に終わる年度(academic year)が使われています。年の瀬である12月は2018年度のまだ途中です。この時期に今年度を振り返り残り3か月でやるべきことは何かを考えることが大切なことです。何かが終わってから反省をするより、何かの途中で反省をして終わる前に修正を加えるのがイマドキです。
一方では、今年を象徴する流行語や漢字一文字、重大・十大ニュースなど、今年の締めくくり行事がマスコミを賑わしています。自分のこれらを考えてみるのも楽しいものです。
私にとっての流行語は「アイパッド」一文字は「笑」重大ニュースは「宗像の自然」です。皆さんはいかがでしょうか? 良いお年をお迎えください。
二学期末考
教務部主任 桶川律暢
二学期期末試験が終わり、職員室の先生たちは二学期の成績処理に忙しい。中間試験と違って、期末では試験を採点して生徒に返却するだけでなく、中間試験や普段の提出物等の状況を見ながら「二学期の成績」を算出しなければいけない。だからとにかく慌ただしい。学期末恒例の職場の光景だ。
学校はこの「節目」が年に3回ある。7月の1学期末と、この12月の2学期末、そして3月の学年末。この「節目」で生徒の成績や出欠席を確認し、進級や卒業が無事に出来そうか見通しを立てる。教員は自分の学習指導の成果を見せられることになるし、生徒はその学期中の自分の学習の到達度を計る。それが本来の「節目」の意味合いだろう。
自分はかつて小学校の時、終業式で通知表をもらうのが気がひけたのを思い出す。算数や理科が苦手だった私は、図工の「5」という数字が他の科目の欄にもついていたら、どんなにか胸が張れるだろうと思ったものだ。今の高校生は通知表をもらう時、どんなことを考えるのだろう。ただ担任から渡される紙切れだと思ってはいないだろうか。学期中の自分の学習を振り返り、反省する。それが詰まったのが通知表であり、それを受け取る「節目」がこの学期末だろう。それは生徒だけではない。教員もそうだ。一度、立ち止まって足元を見る。後ろも振り返る。何年も現場にいる教員ほどそれは必要なのかもしれない。
さて、温かいコーヒーでも一杯飲んでから、成績処理の続きをやるか。慌ただしい時ほど気持ちにゆとりがないと。ちょっと一息、休憩タイム。
国際交流・強化部を振り返り
教頭 山田 剛
<国際交流>
マレーシアベスタリ校との交流も4年目を迎え今年度は本校からマレーシアベスタリ校へは引率2名・生徒女子8名・男子2名が7/24~8/2の期間ベスタリ校でホームステイやアクティビティーなど充実した交流を行った。また、11/8~1/15の期間でベスタリ校から本校へ教員4名・生徒男子3名・女子15名が来校し、授業やホームステイなどで生徒や地域との交流を行い、年々充実したものになってきた。来年は交流見直しの5年目を迎えるが来年以降もより交流を深めるべく本校とベスタリ校とで交流延長が調印された。
<強化部>
毎年であるが、春から夏の大会に向けての強化計画、夏から秋・冬の大会に向けての強化計画と今年も試合の応援や大会結果に一喜一憂した一年も終わろうとしている。生徒の日々の頑張りや先生方の熱心な指導には頭が下がる思いである。昨年は夏の大会では女子サッカー・女子バスケがインターハイに出場し、冬は女子サッカー選手権出場・男子駅伝初優勝し都大路を快走した。今年は唯一全国大会へ女子サッカーが選手権に出場する。試合は年明け1月3日から始まる。悔いの残らぬよう万全な準備をして大会に臨んでほしいものである。
けやき祭そして生徒会選挙
生徒会担当 上原 洋介
東海大学湘南キャンパスには、正門から1号館に方向に約350 mの中央通りが伸びています。多くの学生が通学に利用するこの通りの脇には、数百本の欅の木が生えており、素晴らしい並木道となっています。東海大学の創立者である松前重義先生は、自身の随想集で欅の歌を詠むほど、欅の木をこよなく愛していたそうです。50年前湘南砂漠と呼ばれるほどの荒れ地に植えられた欅の木は、今や湘南キャンパスを緑に彩る大木へと成長しています。本校の校庭にも多くの欅の木が生えており、季節によって様々な色に変化しながら生徒たちを見守ってくれています。東海大福岡高校の建学祭は、その欅にちなんで「けやき祭」という名称に変わりました。3年生にとってはクラス一丸となって取り組む高校生活最後のイベント「けやき祭」。準備の段階から工夫を凝らして放課後遅くまで取り組み、当日はどのクラスの模擬店も大盛況に終わりました。前日祭には今話題のDA PUMPのパフォーマーであり、本校の卒業生でもあるKENZOさんによる講演や、ブロック対抗歌合戦など、新しい企画も行われ、大きな盛り上がりを見せた「けやき祭」となりました。
11月20日(火)は生徒会選挙が行われます。生徒会は「けやき祭」や「クラスマッチ」をはじめとする学校行事を運営し、生徒が主体的に取り組み、学校生活が充実したものとなるように企画していく役割を担っています。今回選ばれる新しい生徒会役員とともに、「主人公は生徒」のスローガンのもと、各行事を盛り上げ生徒一人ひとりが楽しめるものとしていきたいと思います。
センター試験志願! 推薦入試も動き出す
田中 明人
10月1日から大学入試センター試験の志願票の受付が始まりました。今年度は約40名がセンター試験の受験を希望しています。もちろん、私大のみの受験を希望しており、センター利用しない生徒も居りますので、実際の受験生はもっと多いのは言うまでもありません。センター試験の申し込みが終わると、いよいよ入試シーズンの開幕という感じでしょうか。
10月10日でセンター試験までちょうど100日になります。あっという間の100日。されど、100日。気持ちの変化は色々ありますが、目標に向かって地に足をつけて向かって欲しいと願っています。
また、現在は多くの生徒が推薦入試に向けて、小論文や面接などの練習に必死で取り組んでいます。それはそれで苦してこともあると思います。小論文や面接は簡単に身につくものではありません。そして、推薦入試を受験している間も、一般受験の準備を並行して行わなくてはならないのです。ある意味、正念場と言えます。それぞれの進路を掴むために、苦しいことや面倒なことにしっかり向き合って取り組んで欲しいです。
私たちも全力でサポートします。
夏も終わりいよいよ涼しい季節がやってきました。秋といえば、『食欲の秋』ですね。私も食べることが大好きで、秋が来るのを楽しみに待っていました。私が毎日利用する食堂に関して少し紹介したいと思います。本校食堂では、毎日寮生200名以上とともに、一般生徒に対しても平日、土曜日と営業しています。私も毎日食堂を利用し、生徒と一緒に食事をし、楽しい時間を過ごしております。生徒と会話をしながら食事をすることが息抜きの方法になっております。生徒に人気なメニューとして、週替わり丼のカツ丼が非常に人気があります。私も大好きなメニューの一つで、毎日食べたいと思うくらいおいしいメニューの一つです。またその他にも、週替わり定食や、牛丼、唐揚げ定食、南蛮定食、肉うどんなど子どもたちに人気のメニューがたくさん用意してあります。また、食堂にはアイスの自販機や、パンやカップ麺の販売なども行っており、小腹がすいたときなどにも利用できるようになっております。校舎内にも売店があり、パンや、ジュースなど種類豊富に揃えており、こちらも生徒だけでなく、先生にも大変人気があります。ぜひ、本校を訪れた際には食堂を利用してみてください。それでは食欲の秋を楽しみましょう。
2018年度体育祭を終えて
笠松 高志
9月7日(金)東海大福岡高校の体育祭がグローバルアリーナにて開催されました。体育祭は途中から雨天になってしまい、午前中で競技は終了して、3年生にとっては少し心残りになってしまったかもしれません。しかし、雨の中での競技でしたが生徒は必死に競技に打ち込んでいました。今回の体育祭から取り入れた各団対抗のダンスバトルでは、昨年までは女子だけが行っていた内容でしたが、男子もダンスを実施するという競技になりました。ダンス経験のない生徒が多くいる中でも、必死に踊っている姿は、新たな一面を発見でき、まとまりある内容になったと思います。また、各団発表の応援合戦では、それぞれが工夫して、生徒、保護者、教員すべての人たちを引き付ける内容であり、一生懸命になって取り組んでいる姿に多くの人が感動したと思います。
今回の体育祭は、準備の練習期間から毎日暑く、時間の確保が短いなかでありました。その中でも素晴らしかったのが、各団の団長を中心とした3年生の生徒です。体育祭を成功させようとする意識が実際の行動につながっていき、それぞれが満足いく体育祭になったと実感しています。人前に立って物事を発していき、動かすのはとても難しいことです。それを恥ずかしがることなく立派にできたことを自信として、これからの学校生活や人生に活かしてくれたと思います。
あいにくの雨により午前中で終了してしまった今年の体育祭でしたが、平日にも関わらず、多くの保護者や関係者の皆様が会場に来てくださり、本校のスローガンである「チーム東海」を感じることができました。来年度以降も素晴らしい体育祭になるように願いたいと思います。