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東海大学福岡校長先生のブログ

「始業式 校長メッセージ ~マスクとあいさつ~」

2023/04/07

 皆さん、新しい年度が始まりました。新しい出会いや挑戦が待っています。私たちは、それぞれが持つ能力を最大限に発揮し、チームとして、チーム東海福岡として、目標に向かって一歩一歩進んでいきましょう。

 コロナウイルスが57日より五類に引き下げられます。ただコロナウイルスがなくなったわけではありませんので、引き続き基本的な感染対策は必要です。ですが、マスクの着用についてもかなり緩和され、日常からマスクが必要でなくなってきています。皆さんは、3年前よりマスク着用を強いられてきました。ですので、緩和されてもなかなかマスクを外せないという人も多いのではないでしょうか。本校では、あくまでもマスク着用については、生徒・教職員ともに、個人の判断でお願いしています。

 私は、マスクを外して多くの人の素敵な笑顔が多くみられる学校に、そして世の中になってほしいと思っています。人と人のコミュニケーションには言葉だけではない、口元の微妙な動きや顔全体から読み取れるものも多くあります。そこから、人のことを察したり、思い遣ったりすることも多くあります。そういったコミュニケーション力も必要ではないかと思います。

 一方、会話によるコミュニケーションは一番大切なことです。マスク着用、人と人との向き合った会話が自粛されていた時期が多くあったので、コミュニケション力が落ちているように思います。あいさつがその最も顕著なものだと思います。皆さんは、おはようございます。こんにちはとさわやかに挨拶をしてくれます。ですが、おはようと言っても、マスクの下でボソボソっと言う人、会釈だけの人、何も反応しないで通りすぎる人がいます。たいへん悲しいことです。やはり、おはようございます。こんにちは。さようなら。失礼します。ありがとうございます。しっかりと相手に言葉として伝わるようにあいさつをしてほしいと思います。また、それが人と人とのコミュニケーションの基本です。来週より、1年性が合流します。2年生・3年生のみなさん、ぜひ、チーム東海のあいさつを一人一人が、自ら実践してください。1年生の手本となってください。チーム東海のこれからの新たなあいさつ文化を築いてほしいと思います。

 今日の私からのメッセージは、三つです。マスクは個人の判断で着用・不着用を決めてください。私は、マスクのない、素敵な笑顔が多く見られる学校に世の中になってほしいと願っています。また、表情から相手の気持ちを察しられるコミュニケーション力を身につけてください。そして、あいさつは、言葉でしっかり伝わるように、素敵なあいさつができる学校にしましょう。

それでは、これからの1年間、2年生・3年生で学校をリードしてください。

自分自身になにができるかを考え、それぞれができることをチャレンジしてください。がんばりましょう。ありがとうございました。

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