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東海大学福岡校長先生のブログ

「いくぜ、東海! 〜リアルにこだわる〜」  

2021/10/21

「いくぜ、東海! 〜リアルにこだわる〜」   

                        校 長  津山 憲司

 

 ようやく新型コロナウィルスの感染拡大の猛威も収まりつつあり、学校生活も通常に戻ってきています。もちろん、今後の感染拡大第6波を起こさせないように、感染防止対策には、これからも緩みなく注意をしていかなくてはなりません。 

 2学期が始まり、学年別登校およびオンライン授業を続けて、教育を止めないように努めてきました。10月に入り全学年通常登校に戻し、先週には元々の予定を1週間ずらして、中間試験を無事終えることができました。そして、いよいよ来週、スポーツフェスティバルとけやき祭を開催できる運びとなりました。本来、9月に実施する予定でありましたが、約1ヶ月延ばしての実施です。一時は、この10月の開催も危ぶまれた時機もありましたが、なんとか開催できることとなり、大変うれしくまたホッとした気持ちです。本当に綱渡り的な判断でした。特に3年生にとっては、推薦型入試や受験勉強も大詰めに差しかかってきている生徒も多いかと思いますが、切り替えながらやってほしいと思います。今週からは、スポフェスの練習とけやき祭の準備が並行して始まっています。来週は行事一色の一週間となります。全生徒と教職員そして保護者の方と一緒に、心を合わせて楽しみたいと思っています。 

 また、多くの部活動が、3年生最後の大詰めの大会が迫っています。男子サッカー部、女子サッカー部、ラグビー部、女子バスケット部、女子バレー部、男女駅伝部が、高校最後の選手権大会に向けて大きなチャレンジをします。行事と重なる時期ですが、切り替えながらがんばってください。応援をしています。 

 先ほど、「学年別オンライン授業の実施で教育を止めなかった」と書きました。本当にオンラインは本校教育の大きな力となりました。先月の台風が福岡を直撃した日も、休校にしないで、全学年オンライン授業を行うことができました。また、先日は姉妹校であるマレーシアのべスタリ校と3日間にわたりオンライン交流を実施しました。国を超えた移動が難しい昨今、本当に貴重な体験ができたと思います。それもオンラインが可能になってこその実施でした。今では、オンラインはなくてはならない教育の大きな力となっています。 

 しかしながら、私は、オンラインを便利に活用しながらも、やはりリアルな教育を追求していきたいと強く思っています。来週からのスポフェスやけやき祭などのイベント、高校最後の大会に挑む部活動、そしてお互いの息遣いが感じられる対面授業。それらリアルな教育こそが、人を成長させ、人をたくましくさせ、人を優しくさせ、人間力をつけさせる唯一の手段だと信じています。だからこそ、本校はこれからもリアルな教育にこだわっていきたいと思っています。「リアルにこだわる」これこそが東海福岡の教育です。 

 さあ、生徒の皆さん、来週からのイベント、今後の部活動でのチャレンジ、そして、進路を切り拓く挑戦、すべてに対して、『いくぜ、東海!』 

 
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