木漏れ日 |
2018.5.2(水) No.4 スーパー特進コース通信 |
スーパー特進コースにはさまざまな環境の中に身を置きつつ、いろいろな形で学習に取り組んでいる生徒がいます。しかしながら、何か勉強していることが恥ずかしいと思っている人もいるようで、私の担当している3年8組には以前「コソ勉」という言葉がありました。文字通りコソコソ勉強している人のことを指している言葉です。
ところが、この「コソ勉」という言葉もある時期から全く聞かれなくなりました。何故か。簡単です。勉強するということが当たり前になったからです。ですから、1年生のころから補習以外の日でも教室に残って勉強することが日常になり、帰りは「今日残る?」という言葉が必ず聞こえます。静かに自学しています。そのような中で、ある時期からクラスの中で話題になったのが、それぞれの勉強方法でした。具体的にどんな方法で、どのような参考書を使っているかなど話し合うようになりました。
今回は、何人かの生徒に学習方法や時間の使い方を教えてもらおうと思います。参考にできることがあれば、皆さんも参考にしてみましょう。今回は2年10組アスリートコースの小濵くんにお願いしました。
~継続することが大切 2年10組 小濵慈人~
僕が勉強について特に意識を持ち始めたのは昨年の一学期の終わりでした。期末試験の順位を落としてしまい、「もう負けたくない」という気持ちが強くなり、様々な勉強方法を考えるようになりました。
僕は「続けること」が一番の課題なので最初のころは部活終わりに教室で30分程度その日の復習などをし、寮に帰ってからも1時間程度、宿題や試験対策をすることから始め、今は塾に通いつつ寮でも2時間以上勉強するようにしています。
また、常に勉強できるものを携帯し、いわゆる「スキマ時間」を使うようにしています。
僕がこのように続けることができているのは、クラスの雰囲気が良かったり、問題を友達と一緒に考えたり、先輩に教えてもらったり、クラスや学年は違いますが、特進コースとして共に頑張れるいい環境があるからです。
それぞれの置かれている環境は大変なことばかりだと思いますが、時間を有効に使い共に頑張っていきましょう。
2年10組は自学ノートに取り組み始めました。「継続は力なり」毎日積み重ねていきましょう。
木漏れ日 |
2018.4.23(月) No.3 スーパー特進コース通信 |
1日は何時間ありますか?誰にとっても1日の時間は決まっており同じ時間しかありません。時間をどのように使うかについて自分自身で選択することは、人それぞれの自由であり、成長するために大切なこととなります。学力を向上させるためには、時間を効率的に活用し、学習に取り組むことが重要となります。部活動生にとって、24時間という時間の中で自由に選択することができる時間は限られています。その中でいかに学習に取り組むことが必要かと思います。その上で、私から2つ意識してほしいことをお話しします。
1つは「学習する時間として1日の時間に組み込まれている授業への取り組み方」であり、1つは「自由な時間をいかに学習に使うか」ということです。部活動をしている人は時間がないと思うかもしれません。しかし、そんなことはありません。時間がないのではなく、時間をうまく使えていないのだと思います。私が大学受験した際に知り合った受験生の中に、センター試験で9割の点数をマークし、サッカー部にも11月末まで所属して県大会決勝に出場した人がいました。やっている人はやっています。今回書かせてもらうにあたり、教師としてではなく私自身の経験談から書かせてもらいました。
最後に、部活との両立をするために大切なものをもう1つ。それは、友人です。学習するうえで、仲間は大切です。支えあい、励ましあい、頑張り続けることによって、どんなことでも乗り越えることができます。スーパー特進には、難関受験コースとアスリートコースとそれぞれ特徴をもったクラスがあり、クラスの友人同士で様々なものを共有することのできるクラスとなっています。同じクラスの仲間とともに、将来への素晴らしい一歩を進めることができるように頑張ってくれることを期待しています。 ( 2年アスリートコース担任 中野大地 先生 )
木漏れ日 |
2018.4.17(月) No.2 スーパー特進コース通信 |
新学期が始まり、1週間がたちました。先生方も生徒諸君も何かと慌ただしく毎日を過ごしていますが、新入生の皆さんにとって、高校生活のスタートはどんな始まりなのでしょうか。4月は何となく気持ちが前向きになり、緊張感が高まります。新鮮な気分になるのは私だけでしょうか。この心地良い緊張感と新鮮で心地よい空気を全体で共有して、日々過ごしていきたいものです。
さて、まだまだ毎日緊張と不安を抱えて過ごしている新入生たちに、3年生からメッセージを貰いましたので、以下に掲載いたします。
特進コースの新しい仲間の皆さんに
このコースは大学を受験する人が大半だと思いますが、受験勉強は3年生から始まるものではなく、1年生のうちから始まっているということを知ってほしいです。当然、大学入試は高校の全範囲が出題されます。1年生だからまだいいだろうではなく、1年生から授業を大切にしてください。私の担任の先生は「時間は砂時計のように過ぎていく」とよくいいますが、本当にその通りです。今の私たちは大学受験の日は刻々と近づいてきています。時間は待ってくれません。3年生から受験勉強を始めるのは遅いです。単語一つにしても1年生から覚え始めた人と、3年生から覚え始めた人とでは確実に差が生まれてきます。ですから、物事を目先の楽しさで判断するのではなく、3年後、自分が大学を受験するということを頭に入れて、そのために今から何をすべきなのかを考えてみて欲しいです。
3年8組 寺脇奈央(α:難関)
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新入生の皆さん、高校生活はどうですか?少しずつ慣れてきたことではないでしょうか。
高校生活を楽しみ成功させるためには“何事にも手を抜かない”ということが大切だと思います。皆さんはきっと「部活動も勉強も一生懸命頑張る」と意識も高く入学してきたことと思いますが、どうしても1年生の途中から高校生活に慣れ、少しずつ手を抜いてしまうことが起こりがちです。毎日の生活の中で「授業を受けるとき・部活をしているとき・家で復習するとき」をしっかり切り替え、真剣に取り組むことで、受験生になった時の自分自身の支えになり、人生においての自信につながると思います。
これから3年間キツイことがあっても負けずに全力で頑張り、素敵な学校生活を送ってください。
3年9組 一ノ瀬美幸(β:アスリート)
木漏れ日 |
2018.4.9(月) No.1 スーパー特進コース通信 |
新入生の皆さん入学おめでとうございます。難関コース、アスリートコースともに希望と不安を抱えての入学と思いますが、早く学校に慣れて充実した学校生活を過ごして欲しいと願っています。私たちも入学を大いに歓迎しています。
さて、上級生は新年度を迎えて気持ちも新たに始業式を迎えたことと思います。特に3年生は昨年度の反省と春休みの0学期を終えて、気持ちの準備も十分と思います。また、アスリートコースの諸君は、部活動でも担う役割も大きくなり、緊張感も高まっていると思います。
このコースにいる以上、受験を意識して生活をする中で、最も大切なことは生活習慣と自己管理です。どんなに学習しても、これが整っていなければ成果は上がりません。それぞれの学年での目標はありますが、すべての根本は生活習慣と自己管理にありますので、生活リズムを大切にして一年を過ごしましょう。そのうえで、目標に向けて具体的に行動できることが進路を勝ち取る秘訣です。もし、具体的に行動ができないとすれば、具体的な目標が見つからないからではないでしょうか。新学期を迎え身近な小さなことでもよいので、目標を決めてそれを毎日積み重ねてみても良いと思います。夢を見ることは、それが生きる力になります。
今年度の新たな試みですが、不定期ではありますが、特進コースの通信を発行したいと考えています。執筆は主に田中が担当しますが、コースに関わるいろいろな先生方にも寄稿をいただきながら、そして生徒にも参加してもらい、共に頑張るコースづくりを考えています。よろしくお願いいたします。
【特進コース担任・副担任】
学年 |
難関受験コース(3年 α) |
アスリートコース(3年 β) |
副 担 任 |
1年 |
松本啓佑 数学 |
窄 朋子 体育 |
岩田祐子 数学 |
2年 |
出田結美 英語 |
中野大地 体育 |
早見京子 英語 |
3年 |
田中明人 国語 |
上原洋介 理科 |
田畑 梓 家庭 サポート[β] 高橋文美 |