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東海大学福岡校長先生のブログ

東海大学福岡校長先生のブログ
2017/07/29

 

吹奏楽部の県大会出場を祝して

校 長  津山 憲司

 本校の吹奏楽部が13年ぶりに県大会出場を決めてくれました。27日に行われました福岡吹奏楽コンクールにおいてのすばらしい演奏の結果、金賞受賞ならびに福岡県大会の出場権を獲得してくれました。本当によくやったと思います。

 吹奏楽部は、様々な学校行事や地域のイベントなどで、音楽と笑顔で元気と勇気を与えてくれています。春の甲子園でもアルプス席で大応援をしてくれました。普段、周りにエールを送り続けてくれている吹奏楽部の皆さんだからこそ、今回のコンクールの結果につながったことを、私自身も大変うれしく思っています。

 実は私自身に忘れられない思いがあります。6年前の2011年の福岡吹奏楽コンクール、うちの演奏の前が精華女子高校さんで、舞台いっぱいの大人数の部員さんの大演奏。その演奏のあと、たった19名での本校の演奏を聴きました。たった19名の部員でしたが、力のかぎりのすばらしい演奏でした。私は演奏中ずっと涙が止まりませんでした。それ以来、毎年福岡吹奏楽コンクールの本校の演奏を聴きながら、2011年の19名の演奏が、私の心の中で重なって自然と涙が出てきます。そういった先輩たちの思いを年々重ねての今回の結果だと思います。今年も50名の部員たちのすばらしい演奏を聴きながら、感動で涙が止まりませんでした。

 さあ、来週の福岡県コンクールにむけて、部員そしてスタッフ全員心をひとつにして、臨んでください。県大会での堂々とした演奏を期待しています。特に7名の3年生、がんばって引っ張っていってくださいね。

2017/06/26

『春の陣』から『夏の陣』へ

校 長  津山 憲司

 

 東海大福岡の『春の陣』が終わりました。たくさんの部活動の団体・個人が、インターハイや九州大会を懸けて、ナンバーワンをめざして頑張ってくれました。

 

個人で優秀な成績を残した生徒たちがたくさんいました。ここでご紹介したいと思います。陸上でインターハイを決めてくれたのが3名。3000m障害走で3年生小田部真也さん、5000mで2年生キムンゲ・サイモンさん、そして1500mと3000mの2種目で2年生菅田雅香さんです。柔道部の津嘉山崇さんは、福岡大会優勝でインターハイ出場を決めました。先週行われた九州大会ではベストなコンディションではなくベスト8という結果でした。インターハイでの活躍を期待します。また、総合部の新体操で3年生清水琴音さんが福岡大会総合優勝でインターハイ出場を決めました。昨日の九州大会では総合4位・リボン部門で3位入賞を果たしました。インターハイでの活躍を期待します。

計5名の生徒がインターハイに出場します。健闘を期待したいと思います。また、バドミントン女子ダブルスで2年生松井萌唯さん・田中慧さんペアが福岡県ベスト4となり、先週行われた九州大会でも初戦を突破しベスト16となりました。2年生ペアですので、今後に期待しています。

 

団体戦では、インターハイ出場は逃したものの、各部活動が「東海大福岡」の看板を背負って熱い闘いを繰り広げくれました。サッカー部は準決勝で、東福岡に1対2で敗れたものの、秋に期待できる内容でした。女子サッカー部も決勝で福岡女学院に惜敗しましたが、秋の選手権では借りを返してくれると思います。女子バスケットも4位という結果でしたが、1位~4位まで全く差のない好ゲームでした。剣道女子は3位という過去最高のすばらしい結果でした。柔道団体戦・バドミントン団体戦・ラグビーはベスト8という結果で、次にまたつながる大会となりました。女子バレーボール部も県大会出場とチーム数の多い競技のなかでの健闘でした。また、男子バスケット部が復活し、公式戦にも参戦しました。ソフトテニス部のたくさんのペアが奮闘してくれました。

 

『春の陣』が終わり『夏の陣』へと移ります。野球部が春の選抜大会に引き続き夏の甲子園めざし、7月10日を初戦に熱き闘いが始まります。“勝利へのハングリー精神”をもって闘ってほしいと思います。また、いつも応援で勇気づけてくれている吹奏楽部とチアリーディング部が、自らの闘いに挑みます。吹奏楽部は福岡支部のコンクールにて、県大会出場を狙います。チアリーディング部は全国大会出場を懸けて九州大会に臨みます。インターハイに出場する5名と同じく、この夏の健闘を祈っています。

 

さて、皆さん、この夏もそれぞれのナンバーワンをめざしチャレンジしてください。ナンバーワンになれずとも、そこから大きな経験を得られることでしょう。“Be the No.1”

最後に7月3日から期末考査は始まります。まずはそこを頑張ってくださいね!

2017/05/16

『汝の希望を星につなげ』

校 長  津山 憲司

 

薫風緑樹をわたる季節となりました。

晴れた早朝には外に出て空気を思いっきり吸い込むと、心と身体にエネルギーが充満するような気持になります。今年は博多どんたくの日に霰が降ったりと寒い日が長引きましたので、最近ようやく、新緑の季節を迎えた感がいたします。

 

さて、本日516日、東海大学への付属推薦入学の小論文試験が実施されました。これは、東海大学へ進学するための必須条件として、高校3年生の希望者を対象に全付属高校で毎年行われています。本校では246名の3年生が試験を受けました。今回の小論文の課題の要点は、「世界で人の移動が加速するなか、日本の平和を保ち、世界を平和にするのにはどのようなことが必要でしょうか」という内容でした。現在の世界情勢を理解しているかという視点と日本の平和のみならず世界の平和のために具体的に何が必要かということが問われています。まさしく、自分たちのことだけではなく、周りのことや周りの社会のこと、世界のことに関心を持って生活するということの大事さを観点にした論文課題でした。常に、そういった観点をもって日ごろから生活してほしいと思っています。

ところで、みんなしっかり書けたかな。少し心配です!

 

本日の小論文試験を受けた生徒たちのなかで、現在69名の生徒が東海大学進学を希望してくれています。神奈川県の湘南キャンパスに53名、熊本キャンパスに15名、札幌キャンパス1名であり、このまま順調に推薦の流れに乗って進学してくれると思っています。また、今日の小論文試験を受けた生徒は東海大学付属推薦の資格を持っていますので、9月の時点でもう一度付属推薦入学を希望することもできます。東海大学付属推薦については、毎年3年生の5月に希望の有無の意思表示をし、小論文試験を経て6月には付属推薦の候補者となり、11月に決定という流れになります。言い換えれば、6月に候補者となれば、進路に不安を抱くことなく部活動等にも専念できます。もちろん、日ごろの授業は大切にしなければなりません。また、進学予定の学部学科から進学後必要な課題が与えられますので、進学後困らないようなフォローアップがなされます。1.2年生の皆さんも、進路はまだ先という考えではなく、3年生になればすぐに付属推薦の希望を意思決定しなければなりません。今のうちから「自分探しの旅」すなわち「進路」をよく考えるようにしましょう。本校の進路指導は、皆さんの「自分探しの旅」を全力でサポートします。

 

最後に、東海大学のPRを少ししたいと思います。東海大学はとにかくスケールが大きい大学です。メインキャンパスは神奈川県の湘南にあり、ほかに熊本や北海道、静岡などにキャンパスを有している全国にまたがる総合大学です。また、19学部75学科、日本の大学で一番多い学部学科を有している大学です。将来の夢やなりたい職業のほとんどを網羅しています。1.2年生皆さんも、ぜひ東海大学の多種多様な学部学科を知ることから、「自分探しの旅」を始めるきっかけにして欲しいと思っています。本校では、東海大学のみならず多種多様な大学や専門学校・就職に向けて、一人ひとりを丁寧にかつ全力でサポートします。そして、本校の皆さん全員が、「自分探しの旅」に歩み始めて、『汝の希望を星につなげ』て欲しいと願っています。

2017/04/17
ナンバーワンをめざす!            校長 津山 憲司

「ナンバーワンをめざす!」

 

本年4月1日より校長職を拝命しました津山憲司です。出身は大阪市で今年56歳になります。福岡に赴任して7年目になります。それ以前は大阪の付属仰星高等学校に勤務しており、また神奈川にある付属相模高等学校にも2年間の赴任歴があります。

昨年度まで6年間は前校長の下で副校長・校長代理を務めておりました。なりたての新米校長でありますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

先般、本校野球部の32年ぶりの甲子園出場に際しまして、多大なるご支援とご声援を賜りましたこと、心より感謝いたします。おかげさまで校歌を2回甲子園で聞くことができ、ベスト8という結果を残すことができました。このことは、野球部のみならずすべての部活動や学校全体に勇気と自信を与えてくれたと嬉しく思っております。また、夏の大会に向けて更なる精進をして、臨んでくれるものと思っております。今後とも、変わらぬご声援を賜りますようによろしくお願い申し上げます。

さて、本校は、東海大学である学園の建学の理念の実現のために、三つの具体的な教育方針を打ち立てています。

 

◎『ナンバーワンをめざす!』

 〜高い志と大きな夢に挑戦することで、真のオンリーワンに成長させる教育〜

◎『Team Tokai Fukuoka』

〜チーム力・団体戦で、仲間と共に成長し、感謝の心を育てる教育〜

◎『主人公は生徒』

〜生徒が主人公になる活動を通して、すばらしい大人に育てる教育〜

 

これら三つの教育方針には、夢へ挑戦する大切さ、仲間との信頼と周りの人への感謝、そして、すばらしい大人に育つための鍵を盛り込んだ教育方針だと考えています。詳しい意味や意義については、本校ホームページの「校長あいさつ」のページを読んでいただけたらと思います。

 ここで一番大事なことは、この教育方針のもとで教育活動を進め、どのような生徒を育てたいかということです。私は、本校の3年間で、「自分のことより、友人や周り人のことに気配り心配りができる人。ひいては、自身の生き方として、社会や世界の情勢に目をむけて心を配ることができる人材」を育てたいと考えています。自己中心的な考え方ではなく、自己と他者と社会とのつながりを考えること。すなわち、自身の人生観、自分の人生をいかに生きるべきかという命題に、真剣に向き合って欲しいと思っています。  

本学園の教育の指針である‘若き日に 汝の思想を培え’まさしく自己の人生観や価値観、歴史観や世界観を培うことが、必ずや‘若き日に 汝の希望を星につなげ’という夢の実現につながるものと信じています。

私は、東海大学付属福岡高等学校を誇りに思っております。そして、生徒・保護者、卒業生、地域の方そして教職員、周りのすべての人々が心から誇りに思える学校づくりをめざしています。

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