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東海大学福岡校長先生のブログ

『汝の希望を星につなげ』  校長 津山憲司

2017/05/16

『汝の希望を星につなげ』

校 長  津山 憲司

 

薫風緑樹をわたる季節となりました。

晴れた早朝には外に出て空気を思いっきり吸い込むと、心と身体にエネルギーが充満するような気持になります。今年は博多どんたくの日に霰が降ったりと寒い日が長引きましたので、最近ようやく、新緑の季節を迎えた感がいたします。

 

さて、本日516日、東海大学への付属推薦入学の小論文試験が実施されました。これは、東海大学へ進学するための必須条件として、高校3年生の希望者を対象に全付属高校で毎年行われています。本校では246名の3年生が試験を受けました。今回の小論文の課題の要点は、「世界で人の移動が加速するなか、日本の平和を保ち、世界を平和にするのにはどのようなことが必要でしょうか」という内容でした。現在の世界情勢を理解しているかという視点と日本の平和のみならず世界の平和のために具体的に何が必要かということが問われています。まさしく、自分たちのことだけではなく、周りのことや周りの社会のこと、世界のことに関心を持って生活するということの大事さを観点にした論文課題でした。常に、そういった観点をもって日ごろから生活してほしいと思っています。

ところで、みんなしっかり書けたかな。少し心配です!

 

本日の小論文試験を受けた生徒たちのなかで、現在69名の生徒が東海大学進学を希望してくれています。神奈川県の湘南キャンパスに53名、熊本キャンパスに15名、札幌キャンパス1名であり、このまま順調に推薦の流れに乗って進学してくれると思っています。また、今日の小論文試験を受けた生徒は東海大学付属推薦の資格を持っていますので、9月の時点でもう一度付属推薦入学を希望することもできます。東海大学付属推薦については、毎年3年生の5月に希望の有無の意思表示をし、小論文試験を経て6月には付属推薦の候補者となり、11月に決定という流れになります。言い換えれば、6月に候補者となれば、進路に不安を抱くことなく部活動等にも専念できます。もちろん、日ごろの授業は大切にしなければなりません。また、進学予定の学部学科から進学後必要な課題が与えられますので、進学後困らないようなフォローアップがなされます。1.2年生の皆さんも、進路はまだ先という考えではなく、3年生になればすぐに付属推薦の希望を意思決定しなければなりません。今のうちから「自分探しの旅」すなわち「進路」をよく考えるようにしましょう。本校の進路指導は、皆さんの「自分探しの旅」を全力でサポートします。

 

最後に、東海大学のPRを少ししたいと思います。東海大学はとにかくスケールが大きい大学です。メインキャンパスは神奈川県の湘南にあり、ほかに熊本や北海道、静岡などにキャンパスを有している全国にまたがる総合大学です。また、19学部75学科、日本の大学で一番多い学部学科を有している大学です。将来の夢やなりたい職業のほとんどを網羅しています。1.2年生皆さんも、ぜひ東海大学の多種多様な学部学科を知ることから、「自分探しの旅」を始めるきっかけにして欲しいと思っています。本校では、東海大学のみならず多種多様な大学や専門学校・就職に向けて、一人ひとりを丁寧にかつ全力でサポートします。そして、本校の皆さん全員が、「自分探しの旅」に歩み始めて、『汝の希望を星につなげ』て欲しいと願っています。

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