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東海大学福岡校長先生のブログ

臨時休校にあたって ~ピンチをチャンスに変えて、主体性人間になれ!~

2020/03/04

臨時休校にあたって ~ピンチをチャンスに変えて、主体性人間になれ!~

 

 2月27日の安倍首相による「新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休校」の要請を受けて、学校法人東海大学からの「第一段階として315日(日)まで臨時休校」という方針を受けて、本校でも32日午後より315日(日)まで、第一段階としての臨時休校を決めました。312日(木)には、臨時休業を解除するか、第二段階として臨時休校を延長するかの判断をいたします。部活動においてもその期間のすべての活動を停止といたしました。寮も留学生を除きすべて閉鎖といたしました。

 このような措置はもちろん未曾有のことで、50年に一度、100年に一度の非常事態だと認識しています。生徒の皆さんには修了式でもお話しましたが、この危機すなわち「ピンチをチャンスに変えてほしい」と思っています。普段であれば授業の時間・通学に使う時間・部活動の時間、すべての時間が皆さんに与えられたということです。そのもらった多くの時間を、自分を成長させる時間にしてほしいと思っています。

 学校からは、学習についての課題を提示しています。部活動によっては、日々のトレーニングメニューの指示もだされているかと思います。私は、その課題や指示にどのように取り組むのか3段階のパターンでお話したいと思います。まずは、さぼってもわからない、別に注意されるわけではない、そのうちやったらいい、って思っている人は、普段から「やらされている段階」だと思います。当然、何事もやらされてやっている状況では、自らの成長にはつながりません。次に、課題や指示されたことを自ら取り組む人は、「自主性段階」であります。真面目に課題や指示されたメニューをこなすことで、一定の成長はできることとなります。しかしながら、私が皆さんに望むことは、課題や指示されたメニューを自分なりに考えてさらに広げて取り組む人です。いわば「主体性段階」というべき人です。与えられた学習課題をさらに踏み込んで取り組む。例えば、英検対策を徹底してやるとか、スタディサプリを活用してさらに深い分野まで学習するとか、自分で自分に課すことができる人です。トレーニングメニューでも、この際自分の弱点を徹底して克服できるトレーニングを加えるとか自分なりにアレンジがすることです。こういった工夫が、自分が自分を大きく成長させるきっかけになると思っています。そして、一つの分野でもこの主体性の習慣がつけば、その人が関係するたくさんの分野にも主体的な取り組みができるようになるはずです。要するに主体性人間力が身につくということです。ぜひ、この期間に主体性人間に成長できることをめざしてください。

 学校からの課題や指示以外に、この期間に取り組んでほしいことが二つあります。

ひとつ目は、この機会にたくさんの本を読んでください。普段忙しい日々を過ごしている皆さんにとっては、絶好の機会です。長編小説に挑戦するのもいい、スポーツや芸術で活躍している人を読むのもいい。本は教養をつける一番の近道です。教養はその人の品格を形成します。ぜひ、一冊でも多くの本を読んでください。そして、人生を変えるような一冊の本との出会いを経験してください。二つ目は、家族の一員としてできる手伝いをしてください。洗濯物をたたむ、食後の食器を洗う、手伝えることは一杯あると思います。こういう期間に家族の一員としての役割をしっかり果たしてください。そんな中で、家族との会話が深まるといいですね。特に寮生は家のありがたみがつくづくわかっているはずですよね。どうか、こんな時だからこそ、家族の絆を深めてください。

 それでは、生徒の皆さん、くれぐれも手洗いうがいの励行など、感染予防に留意して過ごしてください。そして、ぜひ「ピンチをチャンスに変える」機会にして自分自身を主体性人間に成長させるチャンスにしてください。

 また、元気に会いましょう!

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