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東海大学福岡校長先生のブログ

『誇り高きサッカー乙女たちよ!』

2019/01/09

『誇り高きサッカー乙女たちよ!』

校 長  津山 憲司

 2019年1月7日夕刻、神戸ユニバ記念競技場、準決勝を戦い終えた本校のサッカー乙女たちがスタジアムから出てきました。一種清々しい表情の選手たちは、待ち受けていた応援部員たちと抱き合い絡み合いながら、笑いが絶えない時間が続きました。先ほどまで、あんなに闘志をむき出しにして戦っていた選手が、乙女の姿に戻っていました。そこには、ある種心地よいやりきった感が漂っていました。全国第3位。胸には‘金と同じ’「銅」メダルをかけています。今回の快挙は、東海福岡の新たな歴史の1ページを刻み込んでくれたと思います。

 全国大会で、サッカー乙女たちはどんな景色を見たのでしょうか。1回戦、初の全国大会1勝を挙げたとき、どんな景色だったでしょうか。ベスト8に入ったときの景色は。そしてベスト4に這い上がったときの景色は、どんなにすばらしかったでしょうか。大きなスタジアム・試合前の緊張感・ロッカールームの雰囲気・芝のにおい・そして張り裂けそうな応援の声とその想い。きっとベスト4に入ったチームにしか見られないすばらしい景色が広がったことでしょう。その景色を決して忘れないでください。そして、またすばらしい景色を見るために、未来にむかってそれぞれが歩んでいって欲しいと思います。

 我々チーム東海福岡の生徒・教職員の全員が、皆さんが見た景色を一緒に想像できたと思っています。自分たちの仲間が全国3位になったことは全員の誇りです。全員に、「自分たちも全国トップをめざし、できるんだ!」という勇気と希望を与えてもらえました。チーム東海福岡全員が、それぞれのNO.1をめざしてがんばれる力をもらったと思っています。本当にありがとうございました。

 最後に、女子サッカーの皆さんは、普段からグラウンド内でもあるいはグラウンドの外でも、いつもすばらしい行動・立ち振る舞いでありました。練習中の取組み・練習準備や道具の運搬、挨拶・清掃そして笑顔。どれをとっても全国トップレベルでした。ですので、今回の全国ベスト4は本物であり、本当に心から応援したいチームでありました。そして、まさに“誇り高きサッカー乙女たち”でありました。

全国選手権大会第3位、おめでとう! そしてありがとう!

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