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東海大学福岡校長先生のブログ

『Kingdom of Tonga 紀行』 〜前編 「旅のミッション」〜

2018/05/29

『Kingdom of Tonga 紀行』   

〜前編 「旅のミッション」〜  

校長 津山 憲司

 

5月23日から28日までトンガ王国に行ってきました。今回の旅の目的は、来年度の留学生を誘いに行くことと、現在本校に在籍しているトンガ留学生3名のご家族に挨拶と報告をすることです。

私にとって2回目のトンガ訪問となります。そもそもトンガ留学生の受け入れ計画は2年前より始めました。東海大学ラグビー部とのラグビー7年一貫体制でのミッションです。本校で3年間、そして東海大学で4年間、ラグビーや学業そして日本での生活を通して、将来日本社会や国際社会で活躍できる人間に成長させようというミッションです。

現在、2年生に2名、1年生に1名、計3名が在籍しており、来年度も1名の留学生受け入れを予定しています。3ヶ年計画のミッションでして、今回の留学生がこのミッションの一応の区切りになります。

 

まずは、福岡空港から成田空港に飛び、そのあと成田空港からニュージーランドのオークランドに11時間かけて行きました。オークランドで、東海大学ラグビー部監督の木村先生と東海大学の支援者の石黒さん(コーディネーター)と合流しました。オークランドに6時間ほど滞在し、さらに3時間かけてトンガ王国の首都ヌクアロファに到着しました。福岡空港を出発してから約29時間がたっていました。

 

トンガ王国は、ニュージーランドの北、赤道の南の太平洋に浮かぶ島々から構成されています。人口は約10万人で、首都のあるヌクアロファの島に一番人口が集中しており、約2万人が住んでいます。これといった国の基幹産業はなく、漁業・農業と観光、そして国際援助に頼っているそうです。首都には大きな建物はなく、政府機関の建物もせいぜい3階建ての市役所のような感じでした。本校周辺の宗像に高いマンションなどを除いた雰囲気で、とにかくのんびりとしたまさしく島国でした。

国民性も穏やかで、ほとんどが敬虔なキリスト教徒で、犯罪も少なくせいぜいパブでの喧嘩程度だそうです。ラグビーでみせるパワフルな激しさは普段は全くみられないフレンドリーな人柄の人が多いです。そういえば、本校に在籍している3名の留学生も、普段は素直でおとなしいまったくいい子です。また目配り・気配りもでき、自ら周りの人を手助けすることも度々あります。それが、いったんラグビーの試合になると、激しいプレーを連発してくれます。一度機会があれば、ぜひ試合を見てやってほしいと思います。

 

さて、オークランドで約6時間のトランジェットを経て、いよいよトンガ王国の首都ヌクアロファ空港に到着。ようやくトンガ王国へ入国です。トンガ王国での紀行は、次の本編でお伝えします。お楽しみにしてください。つづく・・・

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